皆様こんにちは、岩手県（盛岡市・滝沢市・矢巾町・紫波町・花巻市・北上市・金ヶ崎町・奥州市・一関市・その他エリア）で中古住宅の買取再販を行っている、さいはん本舗です。
離婚が決まったとき、多くの方がまず考えるのは仕事や生活、子どものことです。その一方で「家のことは落ち着いてから考えよう」「今は気力がないから後回しにしたい」と、不動産の問題を先送りにしてしまうケースが非常に多く見られます。しかし、離婚と不動産は切り離して考えることができない問題です。むしろ、後回しにしたことで状況が悪化し、数年後に大きな負担となってのしかかることも珍しくありません。
特に岩手県（盛岡市・滝沢市・矢巾町・紫波町・花巻市・北上市・金ヶ崎町・奥州市・一関市・その他エリア）は、中古住宅・戸建て住宅の比率が高く、持ち家を所有したまま離婚に至るケースが多い地域です。寒冷地仕様の建物、車社会を前提とした立地、築年数が進んだ住宅など、地域特有の事情が不動産の扱いをさらに難しくしています。
■離婚時に「家」を後回しにしてしまう理由
離婚が決まった直後は、精神的な負担が非常に大きく、不動産のような複雑な問題に向き合う余裕がないのが現実です。
・感情的に話し合いができない
・住宅ローンや名義がよく分からない
・売却するか住み続けるか決められない
・家に思い出があり、決断できない
こうした理由から、「とりあえず今はそのまま」という判断をしてしまいます。しかし、この「とりあえず」が最も危険です。不動産は、放置しても状況が良くなることはありません。
■不動産を後回しにすると起きる5つの現実的な問題
1．住宅ローンの支払い義務は消えない
離婚して家を出たとしても、住宅ローンの契約者である限り返済義務は続きます。住んでいない家のローンを払い続ける状態は、精神的にも経済的にも大きな負担です。滞納すれば信用情報に影響し、将来の借入や住み替えにも支障が出ます。
2．名義を放置すると売却できなくなる
不動産の名義が共有のまま、あるいは元配偶者の名義のまま放置されていると、いざ売却しようとした際に相手の同意が必要になります。連絡が取れない、話し合いができない状況では、売却自体が不可能になるケースもあります。
3．維持費が静かに家計を圧迫する
固定資産税、火災保険、修繕費、除雪費、暖房設備の維持など、岩手県の住宅は「住んでいなくても」費用がかかります。空き家状態が続けば、管理不全と判断されるリスクもあります。
4．建物の価値が下がり続ける
中古住宅は、時間が経てば経つほど価値が下がります。特に空き家は劣化が早く、数年放置しただけで「売れる家」から「修繕が必要な家」へ変わってしまいます。
5．再婚・相続で問題が複雑化する
離婚後に再婚したり、相続が発生したりすると、不動産の権利関係は一気に複雑になります。離婚時に整理していなかった不動産が、次の世代にまで問題を残すケースも少なくありません。
■岩手県の中古住宅事情を踏まえた判断が必要
岩手県内（盛岡市・滝沢市・矢巾町・紫波町・花巻市・北上市・金ヶ崎町・奥州市・一関市・その他エリア）では、新築需要よりも中古住宅の流通が重要な役割を担っています。ただし、築年数や断熱性能、立地条件によって売却のしやすさは大きく異なります。
「昔は人気だった場所」「買ったときは高かった」という理由だけで判断するのは危険です。今の市場でいくらで売れるのかを正確に把握することが、すべての判断の出発点になります。
■離婚が決まったら最初にやるべき不動産整理
離婚が決まった段階で、最低限やっておくべきことは次のとおりです。
1．不動産の名義と住宅ローンの確認
2．現在の市場価格を査定で把握
3．ローン残債とのバランスを確認
4．住み続ける場合・売却する場合のシミュレーション
5．感情と切り離して判断する環境を作る
これらを整理せずに時間だけが過ぎると、選択肢は確実に狭まっていきます。
■「売却」か「買取」かという現実的な選択
離婚時の不動産整理では、「高く売る」ことよりも「確実に整理する」ことが重要になる場面も多くあります。市場に出して売却する方法と、不動産会社に直接買取してもらう方法には、それぞれメリット・デメリットがあります。
感情的な対立がある場合や、早期に整理したい場合には、買取という選択が精神的な負担を大きく減らすこともあります。
■さいはん本舗ができるサポート
さいはん本舗では、離婚に伴う中古住宅の売却・買取・整理について、岩手県の住宅事情を踏まえた現実的な提案を行っています。
・住宅ローンが残っている家
・空き家状態になりつつある住宅
・家財が残ったままの物件
・感情的に話し合いが難しいケース
こうした状況でも、第三者として冷静に整理し、次の一歩につながる選択肢をご提示します。
■まとめ：不動産は「後回し」にしないことが最大の対策
離婚における不動産問題で最も避けるべきなのは、「何もしないまま時間が過ぎること」です。感情が落ち着くのを待つ間にも、家は劣化し、選択肢は減っていきます。
正しい情報を知り、早い段階で整理に動くことが、将来の負担を減らし、新しい生活を安定させる近道です。
岩手県内（盛岡市・滝沢市・矢巾町・紫波町・花巻市・北上市・金ヶ崎町・奥州市・一関市・その他エリア）で中古住宅を売却したい・購入したい方はぜひ、さいはん本舗へお気軽にお問い合わせくださ