相続した空き家は「放置」か「売却」か?家族が後悔しないための出口戦略

皆様こんにちは、岩手県(盛岡市・滝沢市・矢巾町・紫波町・花巻市・北上市・金ヶ崎町・奥州市・一関市・その他エリア)で中古住宅の買取再販を行っている、さいはん本舗です。

相続のご相談でとても多いのが、
「親の家を相続したけれど、どう扱えばいいのかわからない」
というお悩みです。

住む予定はない。でも壊すのももったいない。
売るべきか、貸すべきか、リフォームするべきか。
そして維持費だけが毎年かかっていき、気づけば何年も放置状態に…。

しかし、空き家を“決められないまま放っておく”ことが、
相続不動産で最も危険な選択肢だということをご存じでしょうか。

今回のコラムでは、
放置・売却・活用の3つを徹底比較し、家族が後悔しない出口戦略をわかりやすく解説します。


■ 1. 空き家を「放置」するリスクは、想像よりずっと大きい

私たちが現場で見てきた中でも、
空き家を放置するメリットは一つもありません。

むしろデメリットは次の通り、年々増えていきます。


● ① 老朽化が一気に進む

人の出入りがない家は、たった数年で劣化が目に見えて進みます。

  • 湿気でカビが広がる

  • 給排水管が傷む

  • シロアリが発生しやすくなる

  • 外壁や屋根の傷みが進む

  • 庭木が伸びて近隣から苦情が来る

室内を空気が循環しない状態で放置すると、
3年で「売れる家」から「売れにくい家」に変わります。


● ② 近隣トラブルにつながる

実は空き家に関する苦情は年々増えています。

  • 雑草が道路にはみ出す

  • カラスや害獣が住みつく

  • 雪下ろしを放置して軒下が危険に

  • 強風で屋根材が飛び散る

一度苦情が入ると、近隣との関係性が悪化し、
売却どころか管理も難しくなるケースもあります。


● ③ 固定資産税・管理費が“毎年”かかる

誰も住んでいなくても税金は下がりません。
さらに冬の除雪費、草刈り費、修繕費などで
年間10万〜30万円ほどはかかります。

10年放置すれば100万円以上の支出。
しかも家は劣化して価値が落ちていくという悪循環…。


● ④ 相続人同士の負担が不公平になる

管理をしている人・していない人で不満が生まれ、

  • 「なぜ私だけ管理しているのか」

  • 「費用を負担してくれない」

  • 「勝手に処分しないでほしい」

という感情トラブルに発展しやすくなります。


■ 2. 「売却」という選択肢のメリット

空き家の出口戦略として最もトラブルが少ないのが、
“早めの売却”です。

では、なぜ売却が合理的なのでしょうか?


● ① 維持費がゼロになる

これは最大のメリットです。

  • 固定資産税

  • 冬季の除雪費

  • 草刈り

  • 庭木の剪定

  • 修繕費

  • 管理のための帰省費

これらすべてが解消され、相続人の負担が一切なくなります。


● ② 相続人同士が公平に分けられる

不動産は“現物”なので分けにくいですが、
現金化すれば非常に公平です。

  • 金額で平等に分けられる

  • 不満が出にくい

  • 遺産分割協議がスムーズ

  • 関係が悪化しにくい

売却を選んだ相続人同士は、ほぼ揉めません。


● ③ 荒廃する前に価値が最大になる

空き家は時間とともに価値が下がります。
売却のベストタイミングは、
**「相続が発生した直後」**です。

  • 劣化が少ない

  • リフォームしやすい

  • 解体が必要になる前

  • 市場価値がもっとも高い状態

この状態で売却できると、相続人全員がメリットを得られます。


● ④ 買取なら“最速で負担ゼロ”になる

特に、さいはん本舗のような買取専門会社に依頼するメリットは大きいです。

  • 最短1日で金額提示

  • 仲介より短期間で売却可能

  • 室内が汚れていても問題なし

  • 家財が残っていてもそのままでOK

  • リフォーム不要

  • 瑕疵の責任を負わなくて済む

「とにかく早く手放したい」
という相続人にとっては非常に相性が良い方法です。


■ 3. 売却以外の選択肢「貸す」「リフォームする」はどうか?

もちろん売却以外の選択もあります。
しかし、注意点を理解していないと赤字になることもあります。


● ① 空き家を「貸す」場合の注意

貸すにはリフォームが必須なケースがほとんどです。

  • 水回りの劣化

  • 壁紙や床の傷み

  • 給湯器の交換

  • 断熱性能の不足

  • 風呂やトイレの老朽化

これらを直すだけで数百万円レベルの出費が必要になります。

また、借り手がつかないエリアでは
リスクが大きくなります。


● ② 「リフォームして住む」場合

もちろん悪い選択ではありません。
しかし、

  • 耐震性能

  • 断熱性能

  • 水回りの刷新

  • 屋根・外壁の補修

など、築年数が古いほど大規模リフォームになるため、
新築に近い費用になるケースもあります。

総額を見誤ると後悔するため、
事前の無料査定や調査が必須です。


■ 4. 家族が後悔しないための“出口戦略”とは?

結局、どう決めるのがベストなのか。

それは、


【結論】

●「使わない家」は、早めに売却する

●「活用したい家」は、十分な調査と費用確認をしてから判断する

この2つです。


■ 5. さいはん本舗が相続不動産でできるサポート

当社では、相続した不動産に関して以下のサービスを提供しています。

  • 無料査定(訪問・オンライン)

  • 家財処分・遺品整理の手配

  • 解体が必要な場合の相談

  • そのまま買取(残置物ありOK)

  • 仲介売却の提案

  • リフォームして売る提案

  • 相続人同士の相談サポート

  • 市場価格の説明

相続不動産は、早めに動くほど選択肢が多くなり、結果も良くなります。
逆に、後回しにするほど負担が増え、価値は下がっていきます。

「何から始めればいいかわからない」
そんな段階のご相談こそ、ぜひお任せください。


■ まとめ:空き家問題は“最初の一歩”で未来が変わる

相続した家の扱いに悩むのは当然です。
しかし――

  • 放置する

  • 何年も決められない

  • 誰にも相談しない

これは最悪のシナリオです。

空き家は、決断が早いほど家族の負担が減り、価値が守られます。

私たちさいはん本舗は、岩手の相続不動産の“出口”として、
売却・買取・活用のあらゆる提案が可能です。

まずはお気軽にご相談ください。

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